園だより

6月号

「子どもの力」

「先生、園長先生は慣れたね?」と、4歳の女の子から声をかけられました。ガクン!!とくるやら、うれしいやら、おかしいやら・・・・今日も笑いの一日が始まりました。子どもの話は、時に、おもしろく、時に、いじらしく、時に、教えられることが多いものです。

・「メロドラマは、子どもが見たらダメけん、お昼にあるとばい」

・「補助輪はずすのには、勇気がいるけど、諦めずに何回でも練習したら、自転車に乗りきるごとなるよ。何回も、転ばんばっちゃんね。」

・「科学者の人たちは、子どもの頃、どがん勉強ばしよらしたとやろうかねえ。」

 子どもの中に、飛び込んで、同じ目の高さで、話を共有すると、信頼関係が生まれます。私は、このような場を、特に大切にしています。自然で、誠実な会話こそ、平和的な人間関係が結ばれると考えているからです。

 さて、今週か ら「歩き」が、始まりました。5月28日(月)に、福石公園まで歩きました。初回だったので、近場の往復歩きに挑戦しました。子どもたちは、余裕で帰って きました。そもそも、歩きが、しっかりするのは3歳ぐらいです。子どもの体力に合わせて、距離を伸ばしていきますが、20分で大体1㎞を歩き、次に30分 続けて歩いても疲れなくなり、4~5歳にもなれば、4㎞を、1時間で歩くことができると言われています。

・「竹の子の皮を見つけたよ。」と、得意そうに見せた後、遊び道具として、うまく使っていました。

・「カマキリの赤ちゃんがいたよ。てんとう虫を見つけたよ。」と言って、箱の中に入れて持ち帰っていました。

歩くことで、体力をつけることができ、歩き方がしっかりしてきて、持久力やバランス感覚が発達します。と、同時に、子ども達は、触れたり、観察したりしながら、「感性」も、一緒に磨かれているのです。

部屋にいたら、その周囲しか目に入りませんが、一歩、外に出ると、360度近い景色が見られ、ものを見る力がつき、子ども自身が自発的に、どんどん吸収していってくれます。

これこそ、潮見幼稚園の教育目標である、「子どもの力」「生きる力」の環境設定です。

さあ、みんなで歩きましょう。

 

「一徳」運動

「一徳」運動として、靴を揃えることを意識づけています。

声をかけると気がつきますが、自分から・・・・というまでには、なかなかいきません。

どうしたら、習慣付くかなあと、思案していたところ、読売新聞で、下記のような投稿が目に付きました。

母の忠告を理解(脚下照顧)実践  (中学生 13歳)

自 宅の玄関に、「脚下照顧」と書かれた、かまぼこ板が掛かっています。ある頃から、毎朝、僕の靴の中に、その板が入っているようになりました。今まで興味の なかったこの言葉の意味を知りたくなり、辞書で調べました。すると、「履物を揃える」「他人に対して意見を述べる前に、自分を戒めなければならない」など と、書かれてありました。いつも、母から注意されていることだと気づきました。

先日、歯科医院に行った時、玄関に靴がばらばらに脱いであっ たので、この言葉を思い出し、自分の靴だけでなく、他の人の靴もそろえました。すると、後からきた人も、きちんと靴をそろえていました。とても気分がよ く、自分の行動1つで、相手の行動も変えられるのだと思いました。母の伝えたかったことが、わかった気がしました。もう、僕の靴の中には、あの板は入って いません。

 

感動投稿

 「脚下照顧」の美徳 教えた親に感心   (薬剤師 51歳)

「脚 下照顧」という言葉を知り、履物を脱ぐときのマナーを学んだという中学生の投稿を読んで、感銘を受けました。母親のさりげない教育も立派で感心させられ た。3人の子育てを振り返ると、基本的なマナーの躾が大変だった。言うことを聞かないと、つい、感情的になり叱っていた。遊び道具を放置していたら、子ど もにさせる前に、私が片付けてしまうなど、反省することが多かった。幼児虐待など殺伐とした事件が増えた世の中で、日本人の美徳を子どもに継承していく親 がいることを知り、うれしかった。私も改めて身を正し、末っ子の高校2年の息子に、「脚下照顧」の精神を学ばせたいと思う。

お母さんが、子育てのどこかで、何かを真剣に努力したことが、将来、子どもが大人になった時に、見事な花を咲かせるのだと思います。「親がこんなことをしてくれていたなあ」という思い出は、時に挫折しそうな時のバネになります。さあ、真剣に子どもと向き合いましょう。

 

 

園だより 6月号(PDF)

5月号

大空にはばたけ しおみっこ

新入児さんが、送迎バスから降りて、大きく手を振りながら「さようならー。また、あしたも元気で遊ぼうねー」と言ったとのこと。感動しました。

「今 日の給食、ごちそうさまに間に合ったんだよ」「友だちを、いっぱい作りなさいとママが言った」「くつだなからシューズの落ちとったけん、拾って並べとった よ」「ママの作ったお弁当は、おいしかったー」「ひとりで遊んどらしたけん、一緒に遊んでやったとよ」「今日は、おもらし全然しなかったー」「佐世保は大 好き、魚、おいしいね。潮見幼稚園も大好きだよ。」

子どもは、得意気に言い寄ってきます。私たちは、子ども一人ひとりのつぶやきに、目線を同じくして傾聴します。ほんとに共感して。

そうすることによって、子どもたちに、自分が認められた安心感を与え、大人を信用するようになるのです。

「トイレに一人で行けなかったのに、スゴイ!!」「ごはんをよく食べるようになり、嬉しいです」「幼稚園の話をよくしてくれます」「あしたが来るのを、ワクワクしていますよ」「朝のことばを言ってくれます」

お母さん方の感動や、うれしいお話をたくさんお聞きし、さらに頑張ろうという気持ちが奮い立ちました。

「歩き」の効果

さて、5月から先にお話ししましたとおり、「歩き」を始めます。

「大人は、一日1万歩歩け」と言われますが、子どもは3~4万歩歩くほどのエネルギーを持っています。

 体を鍛えると共に、途中の草木、花、水、土、風などを素手で触れ、体験することで、その感触が感覚として養われます。自然の素材は子どもの心を耕すのです。

 また、目的地は、できるだけ遊具のない場所を選びます。それは、おもちゃや遊具がなくても遊べるように育てたいという思いからです。何もない所に自分を置き、何か遊びを見つけるのも一つの方法だと思います。さらに、道中の交通ルールも、体験をして身につくことでしょう。

 「歩き」によって、健康、社会性、自主性などの能力が身につきます。さあ、「歩き」のおみやげ話を楽しみにお待ちください。

お知らせ

佐 世保市から「徳育の推進」の要請があり、当園では「靴が並べば、心も並ぶ」という一徳を設定して実践を積み重ねることにしました。人を思いやる優れた人格 を養うことで互いに絆を深め合い明るい社会を作る一員に育つよう、小さな積み重ねを大切にしていきたいと思います。方法としましては、教師が言葉で説明す ることはなるべく少なくし、行動、動作でみんなと一緒にやるから楽しいんだという雰囲気作りに努めてまいります。幼児教育の躾は、喜びを持った行為の中で 運ばれていくことが基本です。ご家庭でも、このような方向で、よろしく御協力くださいますようお願いいたします。

進級、入園してから、一ヶ月が過ぎました。感動、喜び、課題の飛び交うにぎやかな四月でしたが、何とかレールに乗ったようで、安心しているところでございます

園だより(PDF)5月号

にぎわいサークル

9月12日(水)、16名のてしごと職人さんが、クロスステッチのバッジを作りました。

作業場をのぞきに行くと、ものも言わず、ひたすら針を進めていました。「上手ですね。」と声をかけると、「手は、汗でグッショリです」・・・って。

さらには、「このバッグ、自分が作ったんですよ。」と見せてくださいました。てしごとの会サークルで、天性の腕が目覚められたのでしょう。

だから、人との出会いは、人生を楽しくするんです。エヘン!!

ハッピバースデイツーユー

9月11日、9月生まれの4名のお友だちを、みんなでお祝いしました。

いつものことながら、お父さんお母さんからのメッセージを聞くときは、胸にジーンとくるものがあります。誕生日ごとに、こうして向き合って、これまでの出来事を、親子で語り合うことによって、愛されていることを実感することでしょう。親子の絆を高める、よい節目なのでしょうね。

今日のおやつは、「さつまいも月見うさぎ」です。さつまいもを蒸して、つぶし、うさぎの形に丸めます。耳は、スライスアーモンド。目は、黒ゴマです。つまようじを濡らして、小さな黒ゴマを、1個1個愛情込めてつけましたよ。みんな、みーんな、健やかに育ちますように祈りながら・・・・

羊毛で作る針山

バンダナをきりりと頭に巻いた指導者は、いかにも「しおみてしごとのかい」の会長さん。何事も雰囲気が大事なのであります。

本日は、14名の参加で、てしごとの内容は、「羊毛で作る針山」。みんな、チクチクチクと、羊毛を針で刺しています。

第一発目から、「指に刺したーー」と、大笑いのお母さんもいらっしゃいましたけど・・・・ホホホ。

手は手、口は口で、しっかり動いていますが、だんだん丸くなって、かっこうがついてきます。混色に入ると、園でやっているにじみ絵に似てきますから、やっぱり親子ですねえ。

12時ーーーー。これまでーーー。まだ、したいでーーす。

世界に1つしかない針山ができました。おしゃべりもできるし、収穫もあるし、サークルって、本当に楽しいものです。子どもが穏やかならば、お母さん方も穏やかで、無理をしないのに、みんなが集まって、楽しく活動する。この自然で、あったかーい雰囲気。潮見の輝きです。

 

誕生会

7月10日(火) 7月生まれの7名の誕生会が開かれました。集まったお母さん方に、いつも言っていることですが、「怒りそうになったら、ま、産まれて4年か、産まれて5年か、無理もない。」と、思ってください・・・・・と。親の思うように、そんなにスイスイ成長したら、困るのですよ・・・・ウフフ。朝の送迎バスの中で、4歳の男の子が、「お母さんが、お兄ちゃんとぼくが産まれてきてよかったと、いつも言うよ。」と、言いました。すてきなお母さんですね。あるお母さんは、「怒りそうになったら、この前の講演会のお話を思い出しています。」と、おっしゃいました。みーんな、みーんなすばらしいお母さんばかりです。誕生日は、お母さんの反省日でもありますね・・・・・トホホ。

おやつは、青ミカン汁を寒天で固め、豪華にサクランボを飾ってあげました。「これ、ミカン味?レモン味?どっちにしてもおいしいね。」と言って、喜んで食べました。青ミカンの説明もしました。今のうちに、いろんな味に慣れさせることも大切ではないでしょうか。

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