にじみ絵

当園で行う、 にじみ絵とは通常のお絵描きとはその性質をまったく異にしています。シュタイナー教育のプログラムのひとつである、「にじみ絵」は、何かを描くというものではなく色そのものを体験ことを大切にしています。

基本的には赤・青・黄色の3原色の絵の具を使い、12色入り絵の具の様に最初から出来上がった色はありません。木炭紙を水につけ、木の画板の上において、スポンジで余分な水気を取り除き、大きめの筆を使って描きます。パレットは使用せず、色は木炭紙の上で、水の力を借りて、自由に混ざり合います。

常に色と色とが出会い、そこに新しい色が生まれます。子ども達は新しい色の誕生をファンタジーの中で『体験』します。

それゆえに出来上がったものを上手であるとか下手であるといった評価は一切行いません。紙の上を動く水と色を体験する、その過程に自然の移り変わりをみているような、わくわくする内的な体験をします。色の持つ拡大し変化する『生』のエネルギーを心の中で体験するのが「にじみ絵」です。

「にじみ絵」はただお絵描きをすればよいというものとはまったく異なっており、色の持つ『生』のエネルギーを心で感じ取る深い色彩体験です。それゆえ画材は石油系のものではなく天然の顔料を使用しています。実際に使用している絵の具はドイツ、シュトックマー社のものであり、食品の基準に合わせた世界で類を見ない安全性と発色のよさに配慮されたものです。

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