オイリュトミー

オイリュトミーとはギリシャ語で『美しい調和のあるリズム』という意味です。

普段私達はあるものや事柄を指して言葉を使いますが、オイリュトミーではそれとはまったく反対のことを行います。体を使って表現していきます。現在、私達の生活の中では言葉がただのそっけない『記号』となって飛び回っている傾向があります。そこで『言葉が本当に心の込もった言葉』として使われるようにという思いがオイリュトミーには込められています。

オイリュトミーは道徳心を育てるのにもとても役に立ち、通常の道徳教育のように『良い』『悪い』を頭を通して教え込むものではなく心の中にある道徳心が自然な形で湧き起こっていくように手助けしていくものです。またそれは心で聞くという能力を育んでいくものでもあります。音楽や語られた言葉そのものを動きとして表現する唯一の教育芸術であります。

よく知られている運動メソッドであるリトミックをはじめ、あらゆるダンスやパントマイムとの違いを区別するために、オイリュトミーは「目にみえる言葉の芸術」「目にみえる音楽の芸術」という呼び方によって世界中に知られています。 オイリュトミーは、手・腕・身体の流れるような表情豊かな身振り、複雑に交錯する迫力ある動きを通して、語られた言葉のひとつひとつや、音と音の関係を生き生きと見せてくれます。

オイリュトミーは本来、その動きに何らかの意図や意味を読み取ることはできません。 私達の聴いている言葉や音の中には、私達がはっきりとは識別していないような微妙な動きが含まれていますが、オイリュトミストはそのような動きを身体によって実際に行っているのです。 オイリュトミーをするとき、私達の動きは見るもの聞くものと呼応します。 このように音を見えるようにすることで、私達の“聴く”という行為の質はより高められます。

本園では月に一度、ドイツのオイリュトミー学校で資格を取得したオイリュトミストを講師としてシュタイナー幼児教育オイリュトミーを行っています。

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